グリーンツダの決意表明

　来月9日に後楽園ホールで益田健太郎(33=新日本木村)の持つ日本バンタム級タイトルに挑戦する同級1位の川口裕(29)と来月13日にWBO女子世界バンタム級王者の藤岡奈穂子(40=T&H)に挑戦する元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴー(29)が31日、大阪市内にあるグリーンツダジムで試合前最後の決意表明と練習を公開した。

　練習前の会見で、本石昌也会長は「いよいよ明日から6月になりますので最後の決意表明と練習を見ていただきたくて集まっていただきました。2人は、うちの島田信行チーフアドバイザーにしっかり教えてもらっているので仕上がりはバッチリです。川口に関しては本人のリベンジということもありますし、ジムとしても成長を見せる絶好の機会なので頑張ります。真道ゴーに関しては、うちに来て2年、ようやくグリーンツダのボクシングができるようになったので楽しみです。秘策もあります」と不敵な笑みを浮かべた。

　試合まで9日と迫った川口は「調整はうまくいっていると思います。いよいよリベンジの機会が来ましたし、今回は敵地での試合なので楽しみです。僕、敵地とか大好きなんですよ。地元だといらん力が入ってしまうので、必ずリベンジして日本のタイトルを獲ってきます」と意気込みを語った。

　真道は「調整は順調にきていると思います。日本人最強の称号をレジェンドからキッチリ獲ってきたいと思います。今回は100ラウンドくらい男子を相手にスパーリングも出来ましたし、対策もバッチリです」と目を輝かせた。