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[試合結果]2016.5.30

マカブvsベリュー

 WBC世界クルーザー級王座決定戦、1位イルンガ・マカブ(28=コンゴ民主共和国/南ア)対6位トニー・ベリュー(33=英)の12回戦は29日、英国リバプールで行われた。サウスポーの強打者マカブが戴冠を果たしのか、それともベリューが現役として13人目の英国人世界王者になったのか。
〇トニー・ベリュー(英)
 3回1分20秒TKO
×イルンガ・マカブ(コンゴ民主共和国/南ア)

 屋外のグッディソン・パーク・スタジアムで行われた試合は、初回からエキサイティングな展開となった。地元の声援を背に意気込むベリューに対し、サウスポーのマカブが左ストレートを浴びせて先制のダウンを奪う。これで冷静になったベリューは慎重に立て直しを図り、3回には連打でダウンを奪い返す。ダメージが深いと判断したレフェリーはカウントを数えずに試合終了を合図した。負傷のグリゴリー・ドローズド(露)が戦線離脱したため休養王者に格下げされたことにともない空位になった王座を獲得したベリューは31戦28勝(18KO)2敗1分。この2敗はライトヘビー級時代にネイサン・クレバリー(英)とアドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)に挑んで12回判定、6回TKOで敗れたもので、これが3度目の世界挑戦だった。ドローズドとの指名試合を2度キャンセルされたすえベルトを取りそこなったマカブは21戦19勝(18KO)2敗。
 前座には「英国スミス4兄弟」の長男ポール・スミスと次男スティーブン・スミス、さらに4男カルムが登場、いずれも勝利を収めた。スーパーミドル級で2度の世界挑戦の経験を持つポール・スミスはバルトロミー・グラフカ(ポーランド)と対戦し、6回判定勝ちを収めた。14年から15年にかけてアルツール・アブラハム(アルメニア/独)の持つWBO王座に2度挑んで連敗を喫し、さらにアンドレ・ウォード(米)にも敗れたスミスは、これで再起2連勝。戦績を43戦37勝(21KO)6敗に伸ばした。グラフカは41戦17勝(8KO)21敗3分。4月16日にホセ・ペドラサ(プエルトリコ)の持つIBF世界スーパーフェザー級王座に挑んで判定負けを喫しているスティーブン・スミスは、わずか1ヵ月半で再起戦に臨み、ダニエル・エドゥアルド・ブリスエラ(亜)に7回TKO勝ち、WBCシルバー王座を獲得した。スミスは26戦24勝(14KO)2敗、ブリスエラは37戦28勝(8KO)6敗2分1無効試合。また、WBC世界スーパーミドル級1位にランクされるカルム・スミスはセサール・エルナン・レイノソ(亜)に6回TKO勝ちを収めた。計3度のダウンを奪って圧勝したスミスは20戦全勝(15KO)。WBC王者バドゥ・ジャック(スウェーデン/米)への挑戦を視野に入れている。レイノソは25戦14勝(7KO)8敗3分。なお、3男のWBO世界スーパーウェルター級王者リアム・スミスは6月4日にリバプールで2度目の防衛戦を予定している。

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