大竹秀典の対戦相手決定

　6月24日(金)、後楽園ホール開催の「ゴールデンチャイルド」のメインに出場する元日本スーパーバンタム級王者・大竹秀典(34=金子)の対戦相手が、パナマ・フェザー級2位のサウスポー、エルナン・コルテス(31=20戦9勝(2KO)8敗3分)に決まった。

　大竹は当時スイッチファイターだった11年12月の現日本バンタム級王者・益田健太郎(新日木村)以来のサウスポー戦。今回の試合に向け、6月9日に指名挑戦者の川口裕(グリーンツダ)を迎え初防衛戦を予定する益田とスパーリングを重ね対策を図っている。

　大竹は14年11月に英リバプールでWBA同級王者スコット・クィッグ(英)に挑むも最大10ポイント差の判定負けを喫し王座獲得に失敗。世界再挑戦を目指し再起後は3連続KOを飾っているが、対戦相手はすべて格下のタイ人選手のため先月には最後に残っていたIBF世界ランクからも除外されてしまった。今回の再起4戦目で初の中南米選手を迎えることになるが、ここは世界をアピールするためにもパナマランカーを一蹴し、今後に繋げてもらいたい。