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WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者ドニー・ニエテス(34=比)対ラウル・ガルシア(33=メキシコ)の12回戦は28日、フィリピンのネグロス島バコロドシティで行われる。試合を前にガルシアは「ニエテスに負けたメキシカンたちの仇討を果たす」と自信をみせている。
ドニー・ニエテス
WBOのミニマム級王座を4度防衛した実績を持つニエテスは11年10月に現在の王座を獲得したが、そのときの相手は今回の挑戦者の双子の弟ラモン・ガルシアだった。以後、8度の防衛を果たしているが、その相手もすべてメキシコ人だ。勇敢で誇り高いメキシカンたちを刺激するには十分過ぎるデータといえる。ミニマム級時代にIBFとWBO王座を獲得した実績を持つガルシアは「ニエテスの対メキシカンの連勝を止めてみせる。弟のラモンを含め数多くのメキシコ人が軍門に下っているが、彼らのリベンジを果たす機会を待っていたんだ。絶対に勝ってみせる」と腕を撫している。戦績はニエテスが42戦37勝(21KO)1敗4分、サウスポーのガルシアが42戦38勝(23KO)3敗1分。