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IBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロエン(36=タイ)対同級1位ジョンリエル・カシメロ(26=比)の12回戦は25日、中国の北京で行われる。24日には万里の長城で公開計量が行われ、一度は両者とも大幅に体重オーバーと報告されたが、場所を変えて計り直した結果、リミット内に落ち着いたという。
アムナット・ルエンロン
万里の長城で行われた計量では6度目の防衛を狙うアムナットがフライ級リミットの112ポンド(約50.8キロ)を大幅に上回る117.7ポンド(約53.4キロ)、カシメロも113.2ポンド(約51.3キロ)と報告された。しかし、これは平らではない場所で計測されたために誤りが生じたものとIBFは説明。のちにIBFはホテルの室内で再計量を行い、両者とも規定体重内だったと公表した。IBF総会の御前試合として行われるタイトルマッチだが、本番を前にケチがついたかたちだ。両者は昨年6月、アムナットのV4戦として拳を交え、「史上最低の世界戦」と酷評されるほどの拙戦のすえ王者が判定で防衛を果たしている。アムナットは17戦全勝(5KO)、カシメロは24戦21勝(13KO)3敗。オッズは2対1でアムナット有利と出ている。