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ミドル級のWBAスーパー王座、WBC暫定王座、IBF王座を保持するGGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)は、WBCから同級レギュラー王者のサウル・カネロ・アルバレス(25=メキシコ)との対戦を義務づけられているが、この交渉が不調に終わった場合はWBAのレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(29=米)との対戦に向かう可能性もある。
ゲンナディ・ゴロフキン
既報のとおりWBCはアルバレスに対し、アミール・カーン(英)を6回KOで屠った5月7日の試合から15日以内にゴロフキンとの対戦の意思表示を迫っている。もしもアルバレスが「NO」という返事を選択した場合、WBCはアルバレスの王座を剥奪してゴロフキンを正王者に昇格させるとしている。こうした一方、WBAはスーパー王者のゴロフキンに対し、アルバレス戦が実現しない場合はWBAのレギュラー王者ジェイコブスとの団体内統一戦を義務づける方針を打ち出している。もともとミドル級の体重であれば誰とでも戦うという姿勢を示しているゴロフキンは「私はすべての王者をリスペクトしている。ジェイコブスはとても優れたファイターだと思うし、試合が決まれば嬉しいね」と大歓迎の様子だ。35戦全勝(32KO)のゴロフキンと32戦31勝(28KO)1敗のジェイコブス。こちらも興味深いカードといえる。
しかし、昨年12月にピーター・クィリン(米)を初回TKOで退けて以来、試合から遠ざかっているジェイコブスは7月30日にニューヨークで防衛戦を計画中と伝えられており、すぐにゴロフキン戦が実現するかとなると疑問だ。
しかし、昨年12月にピーター・クィリン(米)を初回TKOで退けて以来、試合から遠ざかっているジェイコブスは7月30日にニューヨークで防衛戦を計画中と伝えられており、すぐにゴロフキン戦が実現するかとなると疑問だ。