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元IBF世界バンタム級王者で現在はスーパーフライ級でWBO4位にランクされるポール・バトラー(27=英)が6月4日、英国リバプールで同級6位のペッチバンボン・ゴーキャットジム(30=タイ)と12回戦を行うことになった。この試合は8日に行われる井上尚弥(23=大橋)対ダビド・カルモナ(25=メキシコ)の勝者に対する挑戦者決定戦として挙行される。
ヘッキー・バトラー
バトラーは14年6月にIBFのバンタム級王座を獲得したが、1ヵ月で返上。1階級下のスーパーフライ級に落としてIBF王者ゾラニ・テテ(南ア)に挑んだが、8回TKO負けを喫した。以後は4連続KO勝ちと好調を維持している。22戦21勝(12KO)1敗。対するペッチバンボンは46戦38勝(18KO)7敗1分の戦績だが、敗北の多くはルーキー時代のもので、11戦目以降に限ってみれば36戦34勝(15KO)2敗のレコードとなる。なお、この2敗は河野公平(ワタナベ=現WBA世界スーパーフライ級王者)、石田匠(井岡=現日本スーパーフライ級王者)に喫したもので、現在は16連勝(9KO)と好調だ。バトラー対ペッチバンボンの試合はWBO世界スーパーウェルター級王者リアム・スミス(英)のV2戦(相手未定)の前座として行われる。