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WBA世界スーパーミドル級王者フェリックス・シュトルム(37=独)の尿がドーピング検査で陽性反応を示した件で、WBAはBサンプルの検査結果を待ってシュトルムの処遇を決めるとしている。
フェリックス・シュトルム
シュトルムは今年2月20日、ドイツのオバーハウゼンでフェドル・チュディノフ(露)を判定で破ったが、直後に採尿したAサンプルから禁止されているステロイドが検出されたという。シュトルムは「まったく(摂取した)覚えはない。1000%潔白だ。2ヵ月近く経ってから報告されるという点も奇妙だ」と首を捻り、ただちにBサンプルの検査を要求した。こうしたなかチュディノフ陣営はシュトルムの王座剥奪と試合結果の変更、そして王座をチュディノフに返還するよう訴えている。これを受けWBAは「Bサンプルの結果を待って(陽性だった場合は)選手権委員会にシュトルムの処遇を諮る」としている。