WBOクルーザー級タイトル戦

　WBO世界クルーザー級王者クリストフ・グロワキ(29=ポーランド)は16日(日本時間17日)、元IBF同級王者スティーブ・カニンガム(39=米)を相手に米国ニューヨークのバークレイズ・センターで初防衛戦に臨む。試合前日の15日には計量が行われ、両選手ともリミット内でパスした。

　グロワキは昨年8月、マルコ・フック(セルビア/独)のV14を阻止して王座を獲得、これが初防衛戦となる。計量はリミットを1ポンド(約450グラム)下回る199ポンド(約90.2キロ)でパス。12年以降の7戦をヘビー級の体重で戦ってきたカニンガムは199.2ポンド(約90.3キロ)だった。戦績はサウスポーのグロワキが25戦全勝(16KO)、カニンガムは36戦28勝(13KO)7敗1分。この日はウェルター級の次期王者候補、エロール・スペンス(米)対元WBO世界スーパーライト級王者クリス・アルジェリ(米)という注目カードも組まれており、WBA7位、WBC6位、IBF2位、WBO14位にランクされるサウスポーのスペンスが146.4ポンド(約66.4キロ)、WBA13位、IBF12位のアルジェリが145.6ポンド(約66.0キロ)だった。戦績は26歳のスペンスが19戦全勝(16KO)、32歳のアルジェリは23戦21勝(8KO)2敗。