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WBCは今年1月、フロイド・メイウェザー(米)の引退で空位になったスーパーウェルター級王座の今後に関するトーナメント構想を発表したが、次々に有力選手が離脱あるいは目標を変えたため修正を迫られることになった。
1月にWBCが発表した構想は、ジャーメル・チャーロ(米)対ジョン・ジャクソン(バージン諸島)で王座決定戦を行い、デメトリアス・アンドレイド(米)対チャールズ・ハトレイ(米)で次期挑戦者決定戦を挙行。次いでバーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)対ジュリアン・ウィリアムス(米)、イシェ・スミス(米)対ホルヘ・コタ(メキシコ)の2カードを勝ち抜いた者と、オースチン・トラウト(米)が戦い、勝者が次々期挑戦者となるというものだった。しかし、マーティロスヤンがWBA王座に、トラウトもIBF王座に挑戦することになり計画は頓挫。これを受けWBCは新たに、チャーロ対ジャクソンで5月21日に王座決定戦を行い、ハトレイを次期指名挑戦者に認定。アンドレイドと10位のウィリー・ネルソン(米)の勝者が次々期挑戦者となり、さらにスミス対コタでその先の挑戦権に絡むと構想を明かした。今度の方がより簡略的かつ現実的なものといえる。