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[試合後会見]2016.4.11

「気持ちは50%‐50%」

 9日(日本時間10日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでティモシー・ブラッドリー(32=米)とのラストファイトを終えた元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(37=比)が、試合後の会見で「これで引退するが、復帰するかどうか気持ちは50%‐50%」と含みを持たせるコメントを残した。 ※パッキャオ対ブラッドリーは今夜9時からWOWOWライブで放送
 パッキャオは7回と9回にダウンを奪い、ジャッジ三者とも116対110のスコアをつける快勝に近い内容でライバル対決に決着をつけた。試合後の会見には左頬に小さな擦過傷はみられたものの比較的綺麗な顔で現れた。パッキャオは「この戦いのあとは家族と一緒に過ごすと約束したし、フィリピンの人々のために働くと誓った。それが現在の私の優先順位だ。カムバック? それは分からない。先はどうなるかは分からないが、家族とは(引退を)約束したんだ」と、あらためて今回の試合が最後であることを強調した。しかし、その一方で「体はまったく問題ない。100%のコンディションをつくることはできる。ただ、気持ちは50%‐50%。引退生活を楽しむかもしれないし、戻ってくることがあるかもしれない。まだ経験したことがないんだから。でも、いまの私の決断は引退すること」と、復帰に含みも持たせた。
 18歳と偽り95年に16歳でプロデビューしてから21年。体重超過で王座を剥奪されたうえ3回TKO負けを喫したり、ライバルのファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)には失神KO負けを喫したこともあったが、それ以上にマルコ・アントニオ・バレラやエリック・モラレス(ともにメキシコ)との連戦、リッキー・ハットン(英)を左の一撃で失神させたKOシーン、オスカー・デラ・ホーヤ(米)やアントニオ・マルガリート(メキシコ)といった大きな相手に勇敢に立ち向かった姿、そしてミゲール・コット(プエルトリコ)を完膚なきまでに叩きのめしたシーンなどが印象深い。パッキャオはこの20年間では特別な存在だったといえる。6階級制覇という記録ももちろんだが、多くの人の記憶に残るスーパースターだったことは間違いない。66戦58勝(38KO)6敗2分。5月にはフィリピンの上院議員選挙を控えているが、その先の決断が「政治に専念する」ことなのか、「戦線復帰」なのか、この先もパッキャオの動向から目が離せない状況が続きそうだ。

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