宮尾綾香「新しいことをする」

　埼玉県・草加市文化会館で開催される「熱闘女子BOXING」のセミファイナル、女子48.0kg契約8回戦、前WBA女子世界Lミニマム級王者・宮尾綾香(32=大橋)対クリカノック・アイランドムエタイ(32=タイ)の前日計量が9日、都内のJBC事務局で行われ、両者とも既定の体重をクリアした。

　昨年10月、小関桃(33=青木)との王座統一戦に敗れベルトを失って以来の再起戦となる宮尾はリミット800gアンダーとなる47.2kgでなんなくクリア。「いつもより試合間隔が無性に長く感じた。不安がありいつもよりドキドキしている」と5ヶ月ぶりの試合に緊張していることを告白。「前回、負けてからこれまでしてこなかったインファイトを練習してきたので明日はしっかり見せたい。良い勝ち方をして次に繋げる」と失ったベルトを取り戻すためのステップとしたいと語った。
　今回が5度目の来日となるクリカノックは500gアンダーの47.5kgでパスした。