ボクモバニュース

海外情報

海外注目戦

ランキング

TV・ネット欄

階級別特集
[海外ニュース]2016.3.26

ジンクスに挑むアブラハム

 WBO世界スーパーミドル級王者アルツール・アブラハム(36=アルメニア/独)は4月9日(日本時間10日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでひと回り若い指名挑戦者ヒルベルト・ラミレス(24=メキシコ)の挑戦を受ける。 かつて米国でサウスポーに惨敗を喫した苦い経験を持つアブラハムだが、ジンクス突破となるかどうか。
アルツール・アブラハム
 アブラハムはIBFミドル級王者時代に10度の防衛を果たし、そのなかにはサウスポーもふたり含まれている。しかし、スーパーミドル級に転向して参加した「スーパー6」の2回戦では、米国ミシガン州デトロイトで長身サウスポーのアンドレ・ディレル(米)と対戦したが、空回りを繰り返して4回に痛恨のダウン。大量リードを許して迎えた11回には相手がスリップした際に加撃して反則負けを言い渡された。翌11年には再び米国のリングに上がったが、今度はアンドレ・ウォード(米)に大差の判定負けを喫した。13年のキャリアで48戦44勝(29KO)4敗の戦績を残しているアブラハムだが、世界戦での対サウスポーは3戦2勝1敗、また米国のリングでは3戦1勝2敗という芳しくない数字が残っている。今回の相手ラミレスはディレルと同じサウスポーで、身長はディレルよりもさらに4センチ高い189センチもある。身長175センチのアブラハムにとっては大きなハンデといえそうだ。
 この試合に向けてアブラハムは通常よりも1ヵ月早く準備を始め、2月にはブルガリアの高地で3週間の集中トレーニングを敢行。現在はドイツに戻り、長年コンビを組むウルリ・ウェグナー・トレーナーの指導のもとラミレスに似たパートナーを相手に実戦に即したスパーリングを行っているという。「すごく充実したトレーニングができている。ラミレスの戦闘スタイルや体格に対応できる準備をしている」とベテラン王者は33戦全勝(24KO)の新鋭撃退に自信をみせている。オッズは13対8でラミレス有利と出ているが、はたしてアブラハムは米国のリング、長身、サウスポーという三重苦を克服することができるか。

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバ海外版トップページへ戻る