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スーパーミドル級でWBA9位、WBC17位、IBF7位、WBO3位にランクされるジェシー・ハート(26=米)が18日(日本時間19日)、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアでダション・ジョンソン(28=米)に10回判定勝ちを収め、デビューからの連勝を20(16KO)に伸ばした。
ハートは70年代に強打で人気を集めた元世界ランカー、ユージン・“サイクロン”・ハートの息子で、その父親の指導を受けて力をつけてきた。この日は中堅のジョンソンとエキサイティングな打撃戦を展開。188センチの長身、ハートはポイントでリードを奪って迎えた最終回、ジョンソンの右を浴びてダウンを喫したが、立ち上がって試合終了のゴングを聞いた。採点はひとりが95対94と1ポイント差だったが、残る二者は98対91、97対92と大差をつけていた。ハートは4月9日に行われるアルツール・アブラハム(アルメニア/独)対ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)の勝者への挑戦を狙っている。敗れたジョンソンは42戦19勝(6KO)19敗3分1無効試合。