海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
[海外ニュース]2016.3.17
ドローズドは休養王者に
4月8日に予定していた2度目の防衛戦を自らの拳の負傷でキャンセルしたWBC世界クルーザー級王者グリゴリー・ドローズド(36=露)の処遇に関して、WBCは休養王者とすることを決定した。
ドローズドは14年9月にクリストフ・ウロダルチク(ポーランド)に勝って王座を獲得したが、その後は負傷が多く昨年5月に初防衛戦をこなしただけという状態だった。イルンガ・マカブ(コンゴ民主共和国/南ア)との指名試合も、昨年11月に続き今回で2度目のキャンセルとなった。そのためWBCはドローズドを休養王者とし、1位のマカブと6位のトニー・ベリュー(英)で王座決定戦を行うことを決定した(開催地や日程は未定)。マカブは20戦19勝(18KO)1敗。ライトヘビー級時代にアドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)の持つWBC王座に挑んで6回TKO負けを喫しているベリューは29戦26勝(16KO)2敗1分。クルーザー級に転向後は6連勝(4KO)と波に乗っている。