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WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(28=米)の次戦について、トップランク社のボブ・アラム・プロモーターは「7月23日に計画中。HBOのペイ・パー・ビュー(PPV=有料テレビ)での放送になるかもしれない」と話している。
テレンス・クロフォード
「ハンター」の異名を持つクロフォードは14年3月にライト級、15年4月にスーパーライト級のWBO王座を獲得。先月27日にはふたつめの王座のV2に成功したばかりだ。実力は折り紙つきで、一時はマニー・パッキャオ(比)のラスト・ファイトの相手候補として名前が挙がったほどだ。評価だけでなく知名度も上昇中で、次のスター選手と目されている。
アラム氏によるとクロフォードの次戦は7月23日が有力だが、場所はカリフォルニア州イングルウッドのフォーラムのほか出身地のネブラスカ州オマハ、ネバダ州ラスベガスなどが候補に挙がっている。相手はルスラン・プロボドニコフ(露)が有力視されていたが、6月にショータイムでの試合が決まったため候補から外れた。WBC王者ビクトル・ポストル(ウクライナ)との統一戦も視野に入っているというが、そう簡単に実現しそうもない。アラム氏は4月9日の試合でビクトル・ラミレス(メキシコ)がWBO世界スーパーミドル級王座を奪うことを前提に7月23日に初防衛戦を挙行する案を持っており、その場合はクロフォードのダブル世界戦になるものとみられている。