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[ニュース]2010.9.14

菊地、世界奪取ならず

 13日、後楽園ホールで開催されたWBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ「王者アナベル・オルティス(メキシコ)VS挑戦者・菊地奈々子(白井具志堅)」の一戦。"女子最強王者"オルティスの牙城に挑んだ"全力ファイター"菊地は、常に前に前にプレスを掛け続けたが、マタドールの様に足を使い左右に動くオルティスを捕まえることが出来ず。王者のカウンターから繰り出される左フック・右アッパー・右クロスを被弾し続け、判定3-0で2度目の世界王座奪取に失敗した。
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 試合後、会見を開いたオルティスは「私にはまだまだ経験が必要だと感じた。菊地選手は強く、彼女のプレッシャーに圧されるところもあった。今後も菊地選手のように強いボクサーと戦うことが大切」と試合を振り返った。何ラウンド位から勝利を確信したかと問われオルティスは「1回に菊地選手の動きが見え、カウンターが当たり勝利を確信した。途中でKOも狙ったが、菊地選手はタフで打たれ強かった。パンチよりバッティングが効いた。目が回ってしまった(笑」と開始早々に勝利を確信していたと語った。
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 最後に日本のボクシングファンに向け「日本に初めて来て思ったことは、全ての日本人が素晴らしい。今回、良い戦いが出来たことに、そして日本で戦えたことに感謝します。メキシコでもっと練習し、再び日本で戦えることを願っています」とメッセージを送り、会見を終えた。
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 オルティスの会見終了と入れ替わるように敗れた菊地が会見を行った。「完敗です。オルティスは中間距離が巧かった。接近戦で行きたかったが。パンチは強かった。しょうがない」と噛み締めるように試合を振り返った。そして涙ながらに「良くここまでこれた。思い通りには行かないものですね。最後まで諦めなかった。満足はしていない。次は考えられない。具志堅会長に2度もチャンスを頂いたのに申し訳ない。感謝しています」と悔しさを滲ませた。
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 今後については「今のところ、まだ何も考えていない。後悔は無い。私はボクサーとして幸せです」と語り、涙の真意を求められ「この涙は悔しいって部分もあるし、集大成って意味もある」とし、今後の進退には明言を避けた。
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 オルティスVS菊地の一戦は、これまでにないハイレベルな女子ボクシングを王者が見せつける結果となった。果たして、今後日本の女子ボクシングはオルティスが展開した世界標準の女子ボクシングに追い着くことが出来るのか。日本女子ボクサー勢の更なる飛躍に期待したい。

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