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[試合結果]2016.2.28

サンタ・クルスvsマルチネス

 WBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(27=メキシコ/米)は27日(日本時間28日)、前IBF世界スーパーバンタム級王者キコ・マルチネス(29=スペイン)を相手に米国カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで初防衛戦に臨んだ。セミファイナルではフリオ・セハ(23=メキシコ)対ウーゴ・ルイス(29=メキシコ)のWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチが行われた。
初回のダウンシーン
○レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
 5回2分9秒TKO
×キコ・マルチネス(スペイン)

○ウーゴ・ルイス(メキシコ)
 1回51秒TKO
×フリオ・セハ(メキシコ)

 試合は初回から大きく動いた。サンタ・クルスの右を浴びたマルチネスが2度のダウンを喫したのだ。2回以降、マルチネスはなんとか懐に潜り込もうとしたが、サンタ・クルスは左を突いてそれを許さない。迎えた5回、サンタ・クルスが連打で挑戦者をグロッギー状態に追い込むと、レフェリーが両者の間に割って入った。初防衛に成功したサンタ・クルスは33戦32勝(18KO)1分。世界戦3連敗となったマルチネスは42戦35勝(26KO)7敗。
ルイスはセハに圧勝
 セミで行われたWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチは、わずか51秒でけりがついた。開始から15秒が経過するかどうかというときに繰り出したルイスの右でセハがダウン。なんとか立ち上がったものの足を痛めたらしく、再開後のルイスの追撃に遭い対処ができずレフェリーにストップされた。半年前に逆転の5回TKO負けを喫していたルイスは雪辱を果たすとともに2階級制覇を達成。戦績を39戦36勝(32KO)3敗に伸ばした。初防衛に失敗したセハは32戦30勝(27KO)2敗。
 この日の前座にはWBC世界スーパーバンタム級1位のレイ・バルガス(メキシコ)が出場、元世界上位ランカーのクリスチャン・エスキベル(メキシコ)に3回TKO勝ちを収めた。バルガスは26戦全勝(21KO)、エスキベルは37戦28勝(21KO)9敗。

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