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WBA世界ヘビー級暫定王者ルイス・オルティス(36=キューバ/米)は3月5日、米国ワシントンDCでトニー・トンプソン(44=米)を相手に2度目の防衛戦を行うことになっているが、これを無傷でクリアした場合、V3戦が5月7日に行われる可能性が出てきた。
ルイス・オルティス
サウスポーのオルティスは昨年10月に3回KOで決定戦を制して暫定王座を獲得。2ヵ月後の12月にブライアント・ジェニングス(米)を7回TKOで退け初防衛を果たした。そして今回は2ヵ月半のスパンでV2戦を迎えることになる。トンプソンは大柄のサウスポーでやりにくさはあるが、最近の2年半は2勝3敗と限界をみせているだけにオッズも14対1でオルティス有利と出ている。「どんどん試合をしたい」というオルティスの意向を汲んだゴールデンボーイ・プロモーションズは、トンプソン戦を負傷せずにクリアすることを前提に、5月7日に米国ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われるサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)対アミール・カーン(英)のWBC世界ミドル級タイトルマッチの前座に暫定王者のV3戦を組み入れるプランを組んでいる。オルティスはWBAからアレクサンデル・ウスティノフ(露)との指名戦を義務づけられており、そのカードが5月7日にセットされる可能性がある。