パッキャオがスパー開始

　4月9日にティモシー・ブラッドリー(32=米)を相手に現役最後の試合を控えている元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(37=比)が、23日にフィリピンのジェネラルサントスシティでスパーリングを開始する予定だという。パッキャオ対ブラッドリーは米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。

　今回の試合に向けてパッキャオ陣営が招聘したメイン・パートナーはギスレイン・マドゥマ(コンゴ民主共和国/カナダ)という31歳のスーパーライト級選手で、19戦17勝(11KO)2敗の戦績を残している。WBC米大陸王座やNABF北米王座を獲得した実績を持っている。身長は170センチで、ブラッドリーよりも2センチ大きい。試合まで1ヵ月半に迫るなか、「同性愛は動物以下」などと差別発言をしてナイキから契約を打ち切られるなどマイナスの話題を提供したパッキャオだが、試合に向けた準備は着々と進んでいるようだ。