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先ごろ引退を表明した元WBA世界ライトヘビー級王者ガブリエル・カンピージョ(37=スペイン)が、「(WBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級王者)セルゲイ・コバレフ(32=露/米)はアンドレ・ウォード(31=米)に勝てる」と、興味深いコメントを発している。
セルゲイ・コバレフ
カンピージョはコバレフが戴冠を果たす7ヵ月前に米国で拳を交え、3度のダウンを喫したすえ3回TKOで敗退した。コバレフの力量を身を持って知っている証人でもある。ウォードとの対戦経験はないが「明確な差があるわけではないが、コバレフはウォードに勝てるだろう。ウォードは全盛を過ぎたと思う。私がウォードのマネージャーならコバレフとの対戦は避ける」とboxingscene.comに話している。また、カンピージョは同じライトヘビー級で心境著しいアルツール・ベテルビエフ(露/カナダ)とも対戦経験がある。昨年4月、IBFの2位決定戦で拳を交えたものだが、痛烈な4回KO負けを喫した。そのベテルビエフはアマチュア時代にコバレフに2勝しており、プロでも対決が期待されている。このカードに関しては「コバレフはいまが旬の選手。一方のベテルビエフは私が対戦したなかでは最も強いパンチの持ち主だった。コバレフの方が有利だとは思うが、ベテルビエフのような選手との試合は何が起こるか分からない」と予想を濁した。