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二転三転していたWBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(33=プエルトリコ)の2度目の防衛戦が、やっと正式決定した。3月12日、WBO1位の指名挑戦者ミゲール・ベルチェル(24=メキシコ)の地元、メキシコのメリダに乗り込むもので、厳しい戦いが予想される。
ローマン・マルチネス
マルチネスは前王者オルランド・サリド(メキシコ)との3度目対決を計画していたが、開催地を巡って交渉は最終段階で頓挫。そのタイミングでWBOがベルチェルとの指名試合を強制してきた。興行権入札まで行われたが、マルチネス側は抗議の意味を含めて参加しなかった。その結果、ベルチェル側が落札。マルチネスは王座を返上するか敵地に行って防衛戦を行うか二者択一を迫られ、後者を選択したというわけだ。マルチネスは33戦29勝(17KO)2敗2分、ベルチェルは29戦28勝(25KO)1敗。試合はメリダのポリフォルム・サムナ・スタジアムで行われる。