安藤がメキシコで世界戦

　京都市内のフュチュールジムに所属する2階級王者の安藤麻里(28)が3月19日(土)、メキシコのトルーカでWBC女子世界ライトフライ級王者のイベス・サモラ(28=メキシコ)と対戦することが決まった。3階級制覇を目指す安藤は20戦12勝(5KO)8敗。王者のサモラは27戦22勝(8KO)5敗、元WBA女子世界ミニマム級暫定王者の獲得経験がある2階級制覇王者だ。

　安藤は「獲らないといけないじゃなくて、楽しんでやれそうな気がしています今回は。昨年合宿もメキシコでさせてもらいましたし、女子ボクシングのメッカなのでメキシコでやりたいと思っていました」と世界戦決定の喜びを語った。
　対戦相手のサモラについては「映像は見ました。タフですね。最終まで手数をありますしね。技術面はそんなに上手い印象はないです。押し込まれないようにしないといけないと思います。でも、スピードはそんなにないので、倒しに行けるパンチを磨きます」。
　最後に「こんなチャンスは来ないと思いますので絶対獲ります」と必勝を誓った。
　安藤を担当する松本憲亮トレーナーは「昨年の中国や韓国でのアウェイの厳しい洗礼を受けていますので、その経験を生かして、3階級制覇目やし、導かれた縁ですから、思い切りいかしてあげたいですね」と意気込みを語った。

　試合は3月19日(土)、メキシコのトルーカで時間は未定。