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五輪連覇の実績を持つ中国ボクシング界のヒーロー、ゾウ・シミン(鄒市明、34=中国)は1月30日、中国の上海でナタン・サンタナ・コウチーニョ(21=ブラジル)に8回TKO勝ちを収めたが、その試合の視聴者数が3650万人に上ることが分かった。
ゾウ in 上海
ゾウは昨年3月、アムナット・ルエンロエン(タイ)の持つIBF世界フライ級王座に挑戦して12回判定負けを喫しており、コウチーニョ戦が10ヵ月ぶりの再起戦だった。ゾウは1万2000人の観客の前で、ほぼ一方的に21歳の新鋭をコントロールしたすえ8回でストップした。この試合はCCTV5で生中継され、その視聴者数は650万人を数えた。さらにライブストリームの視聴者が約3000万人おり、これを加えると3650万人がゾウの再起戦を見た計算になる。年内には世界再挑戦が計画されているゾウだが、はたして国民の期待に応えることができるか。