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先日、WBAが公式ホームページ上でWBA世界Sフェザー級スーパー王者の内山高志(36=ワタナベ)に対し、レギュラー王者ハビエル・フォルツナ(26=ドミニカ共和国)との統一戦の指令を出したことについて渡辺均会長に現状を聞いた。

現状は白紙と左:渡辺会長
渡辺会長は2日、内山が対戦を希望する元WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との線も消えていないとし、「フォルツナと今後30日以内の交渉をするかもまだ白紙の状態。"河野対亀田"の時もそうだが最近のWBAは強引」と不快感を滲ませた。

31戦無敗のフォルツナ
フォルツナは左構えのファイタータイプで、内山のスーパー王座認定に伴い空位となったレギュラー王座を懸け、昨年5月に元暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)と争い、判定勝ちを収めWBA世界フェザー級王座に続く2階級制覇をはたした。9月には8位カルロス・ベラスケス(米)を退け初防衛に成功。戦績は31戦29勝(21KO)1分1無効試合と無敗を誇る。