ガルシア、ゲレロとのパス

　WBC世界ウェルター級王座決定戦、2位のダニー・ガルシア(27=米)対6位のロバート・ゲレロ(32=米)の12回戦は23日(日本時間24日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われる。試合を翌日に控えた22日、両選手が計量に臨んだ。

　前WBA、WBC世界スーパーライト級王者のガルシア、4階級制覇の実績を持つサウスポーのゲレロとも146.8ポンド(約66.5キロ)で無難に計量をパスした。戦績はガルシアが31戦全勝(17KO)、ゲレロが39戦33勝(18KO)3敗1分2無効試合。オッズは7対1でガルシア有利が続いている。この試合の勝者は1位のアミール・カーン(英)の挑戦を受けることが義務づけられている。
　前座では次々々期挑戦者決定トーナメントの準決勝として12位のサミー・バスケス(米)対23位のアーロン・マルチネス(メキシコ/米)の12回戦が組まれている。こちらはふたりとも147ポンド(約66.6キロ)のウェルター級リミットちょうどだった。オッズは7対2でバスケス有利と出ている。さらに前座ではヘビー級のランカー対決、ドミニク・ブリージール(米)対アミール・モンスール(米)の10回戦もセットされている。12年ロンドン五輪スーパーヘビー級米国代表のブリージール(16戦全勝14KO)は252.8ポンド(約114.6キロ)、43歳のサウスポー、モンスールは218ポンド(約98.8キロ)だった。オッズはブリージール有利ながら11対7と接近している。