パッキャオ「勝ってやめる」

　パッキャオとブラッドリーはすでに19日にロサンゼルスで会見を行っており、この日は東海岸に場所を移しての顔見せとなった。 ラスト・ファイトの相手がブラッドリーになった経緯についてパッキャオは「アミール・カーン(英)、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、ブラッドリー、そしてフロイド・メイウェザー(米)、さらにはエイドリアン・ブローナー(米)も候補だったが、私はブラッドリーを選んだ。彼は倒すのが難しいと思われたブランドン・リオス(米)をボディブローでKOした。そのパフォーマンスに気持ちを動かされたんだ。彼は以前よりも強くなっているよ」と説明した。引退することに関しては「トレーニング、リング内での戦い、試合のための遠征がなくなるのは寂しいが、やるべきことはやってきたと自負しているので満足している」と話した。そして、最後の試合となるブラッドリー戦については「KOするという宣言はしないが、はっきりした勝ち方を望んでいる。引退前の試合で負けたくはないのでね。私が全盛期のままグローブを壁に吊るすということを証明するためにベストを尽くす」と強い決意を口にした。