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WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長(ベネズエラ)が、スーパー王者、レギュラー王者、暫定王者と3王者が乱立する同団体のヘビー級王座の統一構想を明かした。
現在、WBAのヘビー級スーパー王者として認定されているタイソン・フューリー(英)は初夏に前王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)との再戦が内定している。また、暫定王者ルイス・オルティス(キューバ/米)も春にアレクサンデル・ウスティノフ(露)との指名防衛戦が予定されている。まずは、この2試合の勝者同士が対決してAブロックの代表が決まる。もう一方のBブロックでは、レギュラー王者のルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン/独)が3月5日にルーカス・ブラウン(豪)との防衛戦を控えており、その勝者がフレス・オケンド(プエルトリコ)の挑戦を受けることになる。最終的にAブロックの勝者とBブロックの勝者がWBA王座を統一する――という構想だ。Aブロックに実力者が偏っている点はともかく、興味深い構想ではある。問題は計画どおりにことが運ぶかどうかだ。新会長自らが強力なリーダーシップを発揮してほしいところである。