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4月9日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで予定されている元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(37=比)のラスト・ファイト、対ティモシー・ブラッドリー(32=米)の前座に、元五輪戦士のホセ・カルロス・ラミレス(23=米)、オスカル・バルデス(25=メキシコ)が出場することになった。
ブラッドリー対パッキャオのWBO世界ウェルター級タイトルマッチはトップランク(TR)社の主催だが、セミに予定していたアルツール・アブラハム(アルメニア/独)対ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)のWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチの興行権は入札によってアブラハム側に確定した。まだ交渉しだいでセミで起用する可能性も残されてはいるが望み薄といえよう。こうしたなかTR社は早くもラミレス、バルデスの前座出場を決めた。16戦全勝(12KO)のラミレスは保持するWBC米大陸スーパーライト級王座の防衛戦が有力で、相手には37戦25勝(6KO)11敗1分のマニー・ペレス(米)が内定している。WBO世界フェザー級1位にランクされる18戦全勝(16KO)のバルデスは、前IBF同級王者イフゲニー・グラドビッチ(露/米)を第一候補として対戦交渉を進める予定だという。