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今年に入って「戦線復帰するらしい」と噂されていた元WBO世界ミドル級王者ドミトリー・ピログ(35=露)が、「その情報は間違っている」と復帰を否定した。
ピログは10年7月、ダニエル・ジェイコブス(米=現WBA世界ミドル級王者)に強烈な右を浴びせて5回TKO勝ち、空位のWBO王座を獲得。石田順裕(グリーンツダ)ら3人の挑戦を退け、WBA王者のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)との統一戦も計画された。しかし、その矢先に背中を痛め、完治しないまま20戦全勝(15KO)のレコードを残して引退状態となった。これまでにも何度か復帰の噂が出たことがあり、今回もそのひとつと思われる。ピログと電話で話をしたという元プロモーターのキリル・プシェルニコフ氏は「その情報は間違っている、と彼は話していた」と復帰説を否定している。