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[海外ニュース]2016.1.7

ロマゴンがクアドラスに興味

 WBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(28=ニカラグア/帝拳)は、3月5日に米国西海岸で元世界ライトフライ級王者ジョバンニ・セグラ(33=メキシコ)を相手に4度目の防衛戦を予定しているが、その先のプランとしてWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(27=メキシコ/帝拳)との対戦も視野に入れている。
ローマン・ゴンサレス
 ゴンサレスは昨年、エドガル・ソーサ(メキシコ)、ブライアン・ビロリア(比/米)の元王者ふたりを退けるなどしてさらに評価を上げた。セグラとの試合では25万ドル(約2975万円)以上の報酬が約束されていると伝えられる。セグラは勇敢な強打者として知られるが、1年半のブランクがある。そのためゴンサレスの圧勝が予想されているが、3階級制覇王者は「両手にグローブをつけてリング上がる相手は全員が脅威なんだ。私は自信過剰にはならない」と自らを戒めている。セグラ戦に備えゴンサレスはニカラグアの隣国コスタリカでトレーニング・キャンプを行う予定だという。
 ゴンサレスはセグラ戦を勝ち抜くことを前提に、年内の目標として4階級制覇に照準を合わせている。メディアには「9月にラスベガスでクアドラスと戦いたい」と話している。44戦全勝(38KO)のゴンサレス、35戦34勝(26KO)1分のクアドラス。極めて興味深いカードといえる。

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