KO賞はブラセロvsオコーナー

　ボクシングの専門サイトboxingscene.comは2015年度の「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー」に、10月10日に米国マサチューセッツ州ローウェルで行われたガブリエル・ブラセロ(34=米)対ダニー・オコーナー(30=米)のウェルター級10回戦を選んだ。ブラセロはサウスポーのオコーナーに右をヒットして初回41秒でKO勝ちを収めた。

　ブラセロ対オコーナーの試合はわずか41秒、右の一発でけりがついたが、オコーナーがリング中央で横倒しになる衝撃的なKOシーンだった。このほかにノミネートされた試合は、ゾラニ・テテ(南ア) 8回KO ポール・バトラー(英)、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ) 3回KO ジェームス・カークランド(米)、クリストフ・グロワキ(ポーランド) 11回KO マルコ・フック(セルビア/独)、マイリス・ブリーディス(ラトビア) 5回KO マヌエル・チャー(レバノン/独)、エドウィン・ロドリゲス(ドミニカ共和国/米) 3回KO マイケル・シールズ(米)、ジェニフェル・ビセンテ(ドミニカ共和国/米) 3回KO ファン・ドミンゲス(ドミニカ共和国/米)、エンゾ・マカリネリ(英) 4回KO ロイ・ジョーンズ(米)の7試合。