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[海外ニュース]2016.1.2

‘16年 世界Boxing展望

 今年の注目はミドル級やヘビー級だけではない。スーパーバンタム級からフェザー級にかけての軽中量級、そしてローマン・ゴンサレス(28=ニカラグア/帝拳)と井上尚弥(22=大橋)の黄金カードが実現するのかどうかなど、軽量級の話題も多い1年になりそうだ。
ノニト・ドネア
 スーパーバンタム級は5階級制覇の実績を持つノニト・ドネア(比/米)が昨年12月11日、WBO王座に返り咲いたことで、再びトップ戦線が華やかになった。このクラスには3年前にドネアに勝っている前WBA&WBO王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)がおり、試合枯れで剥奪された王座を取り戻しにくることは必至だ。ミゲール・コット(プエルトリコ)やアンドレ・ウォード(米)を擁する新興のロックネイション・スポーツと契約を交わしたこともあり、積極的な活動が期待される。
レオ・サンタ・クルス
 2月27日に英国で行われるIBF王者カール・フランプトン対WBA王者スコット・クイッグの英国人対決も興味深い。この試合の勝者は和氣慎吾(古口)との防衛戦を義務づけられており、日本での注目度の高い。「ジャッカル」の異名を持つフランプトン有利の声が多いが、前戦では2度のダウンを喫するなど不安定な内容だったこともありクイッグが付け入る隙は十分にありそうだ。フェザー級でも統一戦の動きが出てきそうだ。WBAのスーパー王者になったレオ・サンタ・クルス(メキシコ)、WBC王者ゲイリー・ラッセル(米)、そしてIBF王者リー・セルビー(英)の3人がアル・ヘイモン氏と提携しており、その気になればマッチメークは難しくない。ファンとすればトップランク社系のWBO王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を交えた統一戦が理想的だが、そこまでは難しいか。
カルロス・クアドラス
 米国の老舗専門誌「リング・マガジン」のパウンド・フォー・パウンド現役最強に認定されているWBC世界フライ級王者ゴンサレスからは、今年も目が離せない。V4戦は正式発表されてはいないが、3月ごろに元世界ライトフライ級王者ジョバンニ・セグラ(メキシコ)を相手に行われる可能性が高いと伝えられる。このところ武運から見放されているセグラに不覚をとることは考えにくいが、まずは次戦に注目したい。ゴンサレスは近い将来にスーパーフライ級に上げて4階級制覇を狙うと公言しており、そうなると井上尚弥との対決の期待が膨らむ。井上もしばらくはスーパーフライ級に留まる予定で、16年には3度の防衛を計画している。ゴンサレス戦に関しては「自分としては17年がベストのタイミングだと思う」と話しているが、場合によっては前倒しになり16年内に実現する可能性もありそうだ。井上とゴンサレスに関してはWBC世界スーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ/帝拳)も興味を示している。
エロル・スペンス
 16年に飛躍が期待できるトップ選手を挙げておこう。まずはウェルター級のエロール・スペンス(米)を推薦したい。12年ロンドン五輪にも出場した25歳のサウスポーはスピードと強打を併せ持った逸材で、プロでは19戦全勝(16KO)の快進撃を続けている。メイウェザーとパッキャオが抜けた穴を埋める存在になる可能性もある。ライトヘビー級で4団体すべてで上位にランクされるアルツール・ベテルビエフ(露/カナダ)も、今年は世界戦の舞台に上がりそうだ。アマ時代にセルゲイ・コバレフ(露/米=現WBA、IBF、WBO王者)に2勝しているほか五輪2大会出場の実績を持つベテルビエフは、プロでは9戦全KO勝ちを収めている。攻撃偏重の傾向はあるが、その豪腕がライトヘビー級を牛耳るときが来るかもしれない。このほかヘビー級の大型ホープ、アンソニー・ジョシュア(英)、ウェルター級で挑戦のときを待つサダム・アリ(米)、そして専門サイトboxingsceneが最優秀ホープに選んだスーパーウェルター級、エリクソン・ルビン(米)にも注目したい。<原>

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