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76年モントリオール五輪ライト級金メダリストでプロ転向後は3度の世界挑戦を経験したスター選手、ハワード・デービス氏(米)が12月30日、肺がんのため亡くなった。59歳だった。
ハワード・デービス氏
デービス氏はアマチュア時代にトーマス・ハーンズ(米)やアーロン・プライアー(米)といった、のちのプロの世界王者たちに勝つなど130戦125勝5敗の戦績を残した。76年モントリオール五輪ではライト級で金メダルを獲得。77年1月にプロデビューを果たし、3年後にはジム・ワット(英)の持つ世界ライト級王座に挑んだが判定負け。その後、エドウィン・ロサリオ(プエルトリコ)、ジェームス・マクガード(米)にも挑戦したが、判定負け、1回KO負けで戴冠を果たすことはできなかった。プロ戦績は43戦36勝(14KO)6敗1分。15年2月に肺がんであることが分かり治療に努めてきたが力尽きた。