ブローナーも候補に浮上

　元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(37=比)は来年4月9日にラスト・ファイトを予定しているが、その対戦相手候補にWBA世界スーパーライト級王者のエイドリアン・ブローナー(26=米)のも浮上してきた。

　すでにパッキャオのアドバイザーを務めるマイケル・コンツ氏がブローナーと電話で話したと伝えられており、新たな候補のひとりとしてリストアップされていることは間違いなさそうだ。しかし、パッキャオのプロモーター契約を交わしているトップランク社のボブ・アラム氏は専門サイトboxingsceneに「それは初耳だ。マイク(コンツ氏)がパッキャオのために奔走しているのだろう。でも(ブローナーでは)ペイ・パー・ビュー(PPV=有料テレビ)の契約が伸びないだろう」と否定的に答えている。ブローナーがアル・ヘイモン氏傘下であることも大きな障害となりそうだ。現時点ではパッキャオの相手としてはティモシー・ブラッドリー(米)が最有力と伝えられ、テレンス・クロフォード(米)、アミール・カーン(英)が続いている。なお、アラム氏はパッキャオのラスト・ファイトが米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われると明かしている。