大森「冷静に組み立てる」

　京都市内のウォズジムで15日、WBO世界バンタム級挑戦者決定戦に出場する同級1位の大森将平(22=ウォズ)と同級2位のマーロン・タパレス(フィリピン)が前日計量に臨んだ。両者はアンダーで無事に計量をパス。

　大森は53.3kgの200gアンダーでパス。「明日は焦らずに組み立ていきます。相手は思ったより小さかったけど、調子は良さそうだったので良かったです。明日は良い試合をして来年の世界戦につなげていきます」とゆっくりスポーツドリンクを飲み体力の回復に務めた。

　タパレスは52.7kgの800gアンダーで無事にパス。「彼の印象は強いパンチを持っていること。ビデオでは何回か見ている、特にストレートを警戒しているよ。試合はノープラン、その時その時に対応する。楽しんで戦う。楽しみにしていてほしい」と800gアンダーながらハキハキと元気に答え会場を後にした。