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[試合後談話]2015.12.14

戸部の再起戦

 14日の後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ&DANGAN148」で元日本Sフライ級王者の戸部洋平(28=三迫)の再起戦が、ライアン・ビト(28=UNITED)を相手に行われた。
右ストレートが冴える
 戸部はリズムの良いパンチで、ペースを握るがビトのダイナミックな左フックをもらい腰を沈めてしまう場面も作ってしまう。しかし右ストレートを返し膝を揺らした。その後は激しい打ち合いに突入したが、戸部の正確なジャブが再三ヒット。5ラウンドにはロープに詰めてコンビネーションを決めるが、ビトも鋭いパンチで反撃した。しかし、戸部のペースは変わらず連打でポイントを稼ぎ4〜6ポイント差をつけて再起戦を飾った。
「ようやくリングに戻ってこれた。ここまでくるのは長かったです」と試合をできる喜びを口にした戸部だったが「雑になってしまった。もっと冷静に試合をしないといけない」と反省するのも忘れなかった。「もっと修正して自分のボクシングを取り戻す。まずはランキングに復帰したい」と謙虚に今後の抱負を語った。
再スタートを切った戸部
 第3試合では日本フライ級9位・濱田修士(28=REBOOT)とこれが2度目の日本ランカーへの挑戦となる勅使河原弘晶(25=輪島功一S)が激突。序盤、濱田がジャブで鼻血を流させる好スタートを切ったが、勅使河原は体格差を生かして圧力をかけた。しかし、ランカーの意地をみせる濱田も応戦。激しい主導権争いが繰り広げられ一進一退の攻防が続いた。勝負が決まったのは7ラウンド。開始早々、勅使河原のワンツーが決まると濱田はダウン。立ち上がったが足元が定まらずレフェリーが試合を止めた。
 KO勝ちで濱田を破った勅使河原は「ダウンを奪った右は土屋さん(土屋修平=角海老宝石)のアドバイスが聞こえたので打ったパンチ。スコーンと抜ける感じだった。なんとしてもランキングに入りたかったのでうれしいです」と喜びもひとしお。2ヶ月半前にあばらを痛め、さらには試合直前に風邪をひき万全のコンディションではなかったが「こんなチャンスは滅多にないので断る選択肢はなかった」と語った勅使河原は「これからもどんどん強い相手と戦っていきチャンピオンを目指す」と早くも前を見据えた。以前、ボクモバ投票の「恐怖のノーランカー」で断トツの1位となった勅使河原が晴れて日本ランカーとなることが濃厚になった。
念願のランカーに!
 第2試合はアマチュア124戦、高校4冠の実績を持つ吉野修一郎(24=三迫)がペッジャー・シットパーセーンを迎えてプロデビュー戦。吉野は初回からジャブで試合を組み立てると思い切りの良いワンツーでペースを掴んだ。プレスをかけ続け、3ラウンドに連打で先制のダウンを奪うと、最後は立ち上がってきたところに左ボディを突き刺しペッジャーを大の字にさせた。
 幸先良いプロキャリアを歩むこととなった吉野は「トレーナーに試合を楽しんでと言われてリラックスして試合に臨めた。三迫ジムにこんな奴がいるのかと少しはアピールできたと思う」と白い歯をみせた。今回はウェルター級での試合となったが「次からはSライト級で戦っていきたい。最終的にはチャンピオンになりたいが今は一戦一戦成長していくことが大事」と抱負を口にした。小原佳太(OPBF王者)を筆頭にSライト級に実力者を揃える三迫ジムにまた今後が楽しみな選手が一人増えた。
プロのリングは楽しいと吉野

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