多田「元気です」

　IBF世界女子ミニフライ級王座決定戦に臨む同級1位の多田悦子(34=真正)と同級5位のカレリー・ロペス(27=メキシコ)が11日、IBFが規定する当日計量を行うため神戸市内の真正ジムに姿をみせた。IBFは選手の健康を考えリミットから10ポンド(約4.5kg)までの増量で抑えるよう選手に求めている。

　午前10時に姿をみせた両者。多田は49.7kgの2.1kg増量でパス。ロペスは51.2kgで3.7kgの増量で無事にパスした。
　多田は「昨日はめっちゃ食べました。ちょっと昨日食べ過ぎたからちょっと走っておきたいくらいです。試合は1ラウンドしっかり相手の出方をみてそれからセコンドの指示きいてやっていきます。勝ちます」と笑顔で1度自宅へ戻った。

　当日計量をパスしたロペスは「昨日はパスタとタコスを食べました。私は私の家族のために戦います。100%私が勝ちます」と語り会場を後にした。