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[試合後談話]2015.12.5

奥本「全然だめでした」

 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で5日、グリーンツダジム主催のイベント「CRASH BOXING VOL7」が開催された。元WBC世界女子フライ級王者の真道ゴー(28)、元東洋太平洋バンタム級王者の川口裕(28)、グリーンツダ期待新人の「エリートヤンキー」こと田中一樹(22)がプロ4戦目、そしてメインでは日本スーパーフライ級6位の奥本貴之(24)がそれぞれ試合を行った。
奥本貴之(24)
 初のメインイベンターを務め判定で東洋ランカーを撃破した奥本は「今日は全然ダメでした。評価は0点ですね。まあ、8ラウンド戦って勝ったので1点かな」と辛口な自己評価。「後半からボディを中心に組み立てたけど倒せなかったですね。また練習頑張ります」と笑顔ながら最後まで反省の言葉が口をついた。
川口裕(28)
 再起戦となった川口は格の違いを見せつけ、13年度西日本新人王の田淵を寄せ付けずジャブで組み立て完勝。試合後川口は「正直勝ててホッとしています。これを負けてたら本当に先はなかったので。ジャブはあたったんですけど、もっと右があてれたと思いますね。組み立てがダメでした。また、来年タイトル戦がしたいので本当に勝ててよかったです」と安堵の表情をみせた。
真道ゴー(28)
 計6回のダウンを奪った真道は「練習していたことが全然出せませんでした。右をもっと臨機応変にてたら良かったんですけどね。1ラウンドからバタバタして納得はいきません。また練習頑張らないと」と大粒の汗をぬぐった。
田中一樹(22)
 グリーンツダ期待の新人「エリートヤンキー」こと田中は格上のランカー相手に詰めの甘さを見せたが判定勝利を収めた。「自己評価は60点、65点かな、前は冷静にできてなかった部分もありましたけど今日は冷静にできたと思います。今日みえた課題をまたクリアして来年も頑張ります。応援よろしくお願いします」と笑顔で控え室に戻った。

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