11連続KOの別府が東進出

　12年10月のデビューから無傷の11連続KOと自身の記録を更新中の別府優樹(24=久留米櫛間)が、昨年の全日本新人王戦以来となる後楽園ホールに登場。来年1月25日(月)のダイナミックヤングファイトのセミでタイ人選手を迎え、12戦目に臨む。

　現在は東洋太平洋ウェルター級7位、日本同級10位の別府だが、目下の目標はKO記録の更新。「勝ち進んでいけばいずれタイトルのチャンスは来る」と焦りの色はない。全日本新人王MVPの東京再上陸を待ち望んでいたファンも多いのではないだろうか。

　メインでは、今年4戦した日本バンタム級7位の高橋達也(26=ヤマグチ土浦)が中川とん虎(角海老宝石)と対戦。入ってすぐにランク落ちした中川は再浮上のチャンス。高橋にとっては2度目の日本タイトル挑戦に向け、ランカーの実力発揮が求められる一戦だ。