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住吉スポーツセンターで22日、六島ジムのイベントで元日本・東洋太平洋ミドル級王者の鈴木哲也が引退式と引退スパーリングを行い、集まった大勢の観客に最後の勇姿と挨拶を行った。
引退式
高校入学と同時にボクシング(進光ジム)を初めた鈴木哲也(33=六島→引退)はプロ44戦29勝(17KO)12敗の戦績を残しグローブを吊るした。2008年、日本ミドル級王者になると翌年東洋太平洋同級王者決定戦で呉必勝(韓国)に8回TKO勝利を収め2冠王者になる。その後、東洋太平洋のベルトを失い、日本王座も3度の防衛後、2010年当時同級1位の渕上誠(八王子中屋)に6回TKO負けし失うことになる。六島ジムへ移籍後はチャンスを生かせず2014年、当時日本ウェルター級王者だった高山樹延(角海老宝石)に挑むも判定負けし引退を表明していた。
引退スパーリング
引退式前に行われた引退スパーリングでは元WBA世界ミドル級暫定王者の石田順裕(40=グリーンツダ→引退)を相手に2ラウンド、最後の勇姿を披露。
引退スピーチ
引退式で鈴木は「本当に色々な方に支えられてボクシングを17年も続けることができました。これからは仕事をしながら青少年育成のためにボクシングを通じて社会貢献していきます。これからの鈴木哲也もよろしくお願いします」と挨拶。
枝川会長
枝川会長は「彼の人間性に惚れて移籍してもらいましたが、チャンピオンに返り咲けませんでした。でも、よく頑張ったと思います。これからはボクシングを通じて社会貢献していくということなので皆さんよろしくお願いします。哲也、お疲れ様」と笑顔で労いの言葉をかけた。
お疲れ様でした。