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21日(日本時間22日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われる予定だったIBF内世界バンタム級王座統一戦、レギュラー王者ランディ・カバジェロ(25=米)対暫定王者リー・ハスキンス(31=英)の12回戦は、計量でカバジェロが5.5ポンド(約2.5キロ)の体重オーバーのため失格、キャンセルとなった。
計量ではハスキンスが117.5ポンド(約53.2キロ)でパスしたが、カバジェロはスーパーバンタム級をも超過する123.5ポンド(約56.0キロ)だった。いったんはハスキンスが勝った場合に正王者に昇格する変則タイトル戦として挙行する方向で話が進んだが、ネバダ州アスレチック・コミッションとIBFが選手の安全と健康面を考慮して中止を決定した。これを受けIBFはハスキンスを正王者に格上げした。昨年10月にスチュアート・ホール(英)との決定戦を制して王座を獲得したカバジェロは一度も防衛することなくベルトを失った。後日、罰金とサスペンドが言い渡されることになる。