H級戦前座にウォータース

　WBA世界ヘビー級暫定王者ルイス・オルティス(36=キューバ/米)の初防衛戦は12月19日、ブライアント・ジェニングス(31=米)を相手に米国ニューヨーク州ベローナで行われるが、その前座に前WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(29=ジャマイカ)が出場することになった。

　ウォータースは昨年10月、ノニト・ドネア(比/米)から2度のダウンを奪って6回TKO勝ちを収め、のちにスーパー王者に昇格したが、今年6月のミゲール・マリアガ(コロンビア)戦を前に計量で失格。試合には勝ったものの無冠に戻ってしまった。26戦全勝(21KO)。12月19日の相手は22戦18勝(14KO)1敗3分のジェイソン・ソーサ(米)。27歳のソーサはWBO世界スーパーフェザー級13位にランクされている。著名どころとの対戦は皆無だが、目下13連続KO勝ちと勢いがある。
　また、同じくアンダーカードとして元IBF世界ウェルター級王者で現在はスーパーウェルター級でWBO3位にランクされるジョシュア・クロッティ(ガーナ/米)対ガブリエル・ロサド(米)の10回戦と、ライトヘビー級の世界ランカー、ジュニエスキ・ゴンサレス(キューバ/米)が14戦全勝(12KO)のビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ/米)を迎え撃つ10回戦が組まれている。