メインはフォンファラvsクレバリー

　河野公平(34=ワタナベ)対亀田興毅(28)のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチは16日(日本時間17日、米国イリノイ州シカゴのUICパビリオンで行われるが、この日のメインではアンドレイ・フォンファラ(27=ポーランド/米)対ネイサン・クレバリー(28=英)のライトヘビー級世界ランカー対決が組まれている。

　フォンファラは昨年5月、アドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)の持つWBC王座に挑戦。この試合ではダウン応酬のすえ判定負けを喫したが、今年4月にはフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)を9回終了TKOで下して評価を上げた。現在はWBA2位、WBC3位、IBFとWBOで5位と主要4団体すべてで上位にランクされている。今回はチャベス戦で獲得したWBCインターナショナル王座の初防衛戦となる。31戦27勝(16KO)3敗1無効試合。対するクレバリーは前WBO王者で、13年8月にセルゲイ・コバレフ(露/米)に4回TKO負けで王座を失ってからはクルーザー級に上げていたが、今年に入ってライトヘビー級に戻した。現在はWBC10位にランクされている。31戦29勝(15KO)2敗。
　両者は15日に計量に臨み、フォンファラが174.6ポンド(約79.1キロ)、クレバリーが174.4ポンド(約79.0キロ)でクリアした。オッズは15対8でフォンファラ有利と出ている。