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[発表会見]2015.10.2

まだまだ強くなれる

 神戸市内の真正ジムで2日、2階級制覇王者の長谷川穂積(34=真正)と元WBAミニフライ級王者で現在IBFミニフライ級1位の多田悦子(33=真正)の次戦発表会見が行われた。長谷川は「まだ強くなる自分がいる」と力強く語った。
左:山下正人会長
 会見の冒頭、山下正人会長は「長谷川は12月11日(金)に神戸中央体育館でフェザー級10回戦、多田悦子は、現在IBFミニフライ級1位ですが、現在のIBFの王者が他団体への挑戦を決め、王座を返上したのでIBFから王座決定戦の指令を受け、同じ日に試合をすることになりました。2人ともまだ対戦相手は決まっていません」と発表。
長谷川穂積(34)
 長谷川は「5月の試合で勝ってから、出会いがあり、新しいトレーニングを始め、8月くらいに試合をしたいと思うようになり会長にお願いしました。新しく取り入れたトレーニングは体全体のトレーニングですね。「チャンピオントレーニング」です」と笑顔で語った。「最初は一度負けている(フェルナンド)モンティエル(メキシコ)とやりたかったんですが、相手が世界戦が決まってしまったので、世界ランカーで5人ぐらい候補をあげて会長にお願いしています。そのトレーニングのおかげで、まだまだ、強くなっている自分を感じて、強くなった自分でもう一度リングに立ってみたいと思います」と「新しい長谷川穂積」が12月にリングに戻ってくると宣言した。
 なお、長谷川は、この試合がラストマッチになるかどうかは明言を避けた。
多田悦子(33)
 続いて多田は「移籍させてもらってチャンスをもらって感謝しています。移籍して楽しくボクシングをさせてもらっているので、次のチャンスは何が何でも勝ちます」と意気込みを語った。

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