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11月21日に米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターでサウル・カネロ・アルバレス(25=メキシコ)の挑戦を受けるWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(34=プエルトリコ)がこのほど、師事するフレディ・ローチ・トレーナーの待つ米国ロサンゼルス入りした。
サウル•アルバレス
すでにコットはプエルトリコでトレーニングをこなしてきたが、ロサンゼルスではローチ・トレーナーと「打倒カネロ」のための緻密な練習をこなすことになる。コットは2年前からローチ・トレーナーの指導を受けるようになり、以後は3連続KO勝ちと好調を維持している。アルバレス戦は2度目の防衛戦となる。今年の下半期最大のイベントと言われる注目ファイトに向け、コットは「さらにトレーニングを重ね、ローチ・トレーナーの策に沿って11月21日に勝つための準備をする」と話している。ローチ・トレーナーは「ミゲール(コット)は最もハードで激しくトレーニングする選手のひとりで、彼は時間を無駄にしない。私たちはカネロ(アルバレス)に勝つために可能なかぎりのトレーニングを彼に課すつもりだ」という。戦績は今月29日に35歳になるコットが44戦40勝(33KO)4敗、スーパーウェルター級に続いて2階級制覇を目論むアルバレスは47戦45勝(32KO)1敗1分。オッズは依然として9対4でアルバレス有利と出ている。