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49戦全勝(26KO)の完璧なレコードを残したまま引退を表明しているウェルター級とスーパーウェルター級のWBA、WBC王者フロイド・メイウェザー(38=米)が29日(日本時間30日)、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合の放送中、あらためて「復帰はしない」と語った。
フロイド・メイウェザー
ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)対カルロス・イバン・ベラスケス(プエルトリコ/米)のWBA世界フェザー級タイトルマッチをメインとしたイベントに姿を現したメイウェザーは、自身がプロモートするクルーザー級ホープ、アンドリュー・タビチ(米)対タマス・ロディ(ハンガリー)の試合の際に放送席に座った。試合はタビチが2回終了TKO勝ちを収めたが、この間、キャスターから暗に再起の可能性を問われるとメイウェザーは「戻っては来ないよ。でも…」と答えを濁し、「(プロモーターとして)別のサイドにいることには満足している」と加えた。9月12日のアンドレ・ベルト(米)戦後のリング上と会見で引退を公表しているメイウェザーだが、2階級の王座に関しては正式な返上を申し出てはいない。WBCは11月1日から中国の昆明で開催される年次総会でメイウェザーの処遇を決めることになっている。