11/21 カバジェロvsハスキンス

　IBF世界バンタム級王者ランディ・カバジェロ(24=米)と、暫定王者リー・ハスキンス(31=英)の団体内統一戦が11月21日、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われることが決定した。この試合はミゲール・コット(34=プエルトリコ)対サウル・アルバレス(25=メキシコ)のWBC世界ミドル級タイトルマッチのアンダーカードのひとつとして挙行される。

　カバジェロは昨年4月に大場浩平(真正)を8回TKOで下して指名挑戦権を獲得し、10月にはスチュアート・ホール(英)との王座決定戦を制して戴冠を果たした。今春には初防衛戦を予定していたが、踵の嚢胞を除去する手術を受けることになり戦線を離れていた。その間に暫定王座が設けられ、6月に岩佐亮佑(セレス)を6回TKOで下したハスキンスが対抗王者になった。カバジェロ陣営は選択試合を挟む予定だったが、IBFが首を縦に振らなかったため復帰戦が即団体統一戦となった。今月27日に25歳になるカバジェロは22戦全勝(13KO)、サウスポーのハスキンスは35戦32勝(14KO)。なお、この日はWBC世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司(帝拳)もアンダーカードに出場、指名挑戦者フランシスコ・バルガス(メキシコ)を相手に5度目の防衛戦を行うことになっている。