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[試合結果]2015.9.12

スティーブンソンvsカーペンシー

 WBC世界ライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(37=ハイチ/カナダ)対トミー・カーペンシー(29=米)のタイトルマッチ12回戦は11日(日本時間12日)、カナダのトロントで行われた。
アドニス・スティーブンソン
〇アドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)
 3回21秒TKO
×トミー・カーペンシー(米)
 サウスポー同士の一戦は、「スーパーマン」の異名を持つ王者が2度のダウンを奪ってけりをつけた。カーペンシーはスーパーマンが苦手とする「クリプトナイト」というニックネームを持っているが、効き目は薄かったようだ。2回終了間際、スティーブンソンは左から右をフォローしてダウンを奪い、3回早々には右ボディブローから左をアゴに切り返してダウンを追加。なんとかカーペンシーは立ち上がったが、レフェリーが続行を許さなかった。正味381秒で6度目の防衛を果たしたスティーブンソンは28戦27勝(22KO)1敗。カーペンシーは31戦25勝(14KO)5敗1分。
 前座ではウェルター級世界ランカー対決が行われ、WBA10位のエロール・スペンス(米)がIBF7位のクリス・バン・ヒーデン(南ア/米)に8回TKO勝ちを収めている。7回に2度のダウンを奪ったすえストップ勝ちを収めたスペンスは、12年ロンドン五輪に出場後にプロ転向してから18連勝(15KO)をマーク。バン・ヒーデンは26戦23勝(12KO)2敗1分。また、同じくアンダーカードではカナダの国内ヘビー級タイトルマッチが行われ、ディロン・カーマンが元世界ランカーのドノバン・ラドックに3回KO勝ちを収めて初防衛戦に成功した。カーマンは11戦9勝(8KO)2敗。14年のブランク後、今年4月に戦線復帰を果たした51歳のラドックは47戦40勝(30KO)6敗1分。

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