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来日して世界戦のリングに上がったダンテ・ハルドン(27)とアドリアン・エルナンデス(29)のメキシカンふたりが8日(日本時間9日)、メキシコシティのアレナ・コリセオで試合に臨んだが、明暗を分ける結果になった。
アドリアン・エルナンデス
ハイロ・ロペス(メキシコ)を相手にWBCライト級シルバー王座の防衛戦に臨んだハルドンは2回KO勝ちを収めたが、エルナンデスはサウル・フアレス(メキシコ)とのフライ級10回戦で判定負けを喫した。ダウンを挽回して逆転KO勝ちのハルドンは32戦26勝(21KO)6敗。13年12月に三浦隆司(帝拳)に9回TKO負けを喫したあと再起戦でも敗れたが、その後は3連勝(2KO)と復調している。ロペスは21戦18勝(12KO)3敗。昨年4月、井上尚弥(大橋)に6回TKO負けでWBC世界ライトフライ級王座を失っているエルナンデスは、今年5月に続いてフアレスに敗れた。前回は左目上に裂傷を負っての8回TKO負けだったが、今度は2対1で判定を落とした。井上戦を含めた直近の4戦で1勝3敗となったエルナンデスは36戦30勝(19KO)5敗1分、フアレスは26戦22勝(12KO)4敗。